タクシー運転手は運送業であるとともに接客業であるため、お客様をおもてなしする一環としての会話は必要です。

しかし、タクシー運転手は話し上手である必要はありません。

今回は、タクシー運転手とお客様の会話について考えてみましょう。

 

タクシー運転手との会話についてのアンケート

 

2015年にマイナビが20歳から60歳の社会人381人に実施した、興味深いアンケート調査があります。

設問は「タクシーの運転手との会話は好きですか?」というものです。

どのような結果になったか想像できますか?

「好き」と答えた人、「嫌い」と答えた人はそれぞれ次のとおりです。

 

  • 「好き」と答えた人 26.2% (100人/381人)
  • 「嫌い」と答えた人 73.8% (281人/381人)

タクシー運転手との会話が「嫌い」と答えた人は回答者の7割以上、「好き」と答えた人は少数派でした。

運転手との会話が苦手と答えた人のなかには「仕事のことを考えていることが多いから」「スマホを見ているのでしゃべりかけられたら集中できない」といった意見が見られました。

 

タクシー運転手は話し上手である必要はない

 

アンケート結果からもわかるように、タクシーのお客様は必ずしも運転手と会話したいと思っているわけではなく、むしろ話しかけられては困るというお客様もいます。

タクシー運転手は話し上手である必要はありません。タクシー内におけるコミュニケーションでは、話が上手か下手かよりも、空気を読む能力が求められます。

たとえば、平日にスーツ姿の男性がタクシーに乗車、ノートパソコンやスマホを取り出されたとしましょう。タクシー運転手はそのお客様に話しかけるべきでしょうか?

当然ながら、モバイル端末で会社や取引先と連絡を取っていたり、会議の資料を確認したりしているため、むやみに話しかけるとお仕事の邪魔をしてしまいますね。

 

タクシー運転手は話し上手よりも「察知上手」であれ

 

ここまで見てきたように、タクシー運転手は話し上手であるよりも、お客様が何を求めているかを察知するスキルが必要です。

さらに、お客様が運転手と会話をしたいと考えているかどうか、表情やしぐさなどで察知しなければなりません。

たとえば、ご年配のお客様や少々緊張している様子のお客様であれば、天気やイベントの話など、いわゆる「鉄板」の会話で場をなごませることも大切です。

「話下手にタクシー運転手が務まるの?」という方も心配する必要はありませんが、ぜひ実務ではお客様が何を求められているかを察知するスキルを身に着けるようにしましょう。

 

 

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