タクシーは「お客様を目的地に安全に、事故を起こさず運べば良い」、ただそれだけの仕事ではありません。
たとえ運転の良し悪しで、接客の良し悪しでタクシー料金が変わらなくても、「常に快適にお過ごしいただくこと」がタクシーのミッションです。
そのために大切なのが、タクシードライバーの創造性。今回は伝説のタクシードライバーに学ぶ創造性についてお伝えします。
ダメなドライバーほど創造性がない
タクシーを利用されるお客様からいただくクレームや良くない口コミなどで見られる「悪いドライバー」とは、おおよそ次のような特徴があります。
- 行き先を告げても通じない・場所を知らない
- ドライバーの自己中心的な考えで走る
- お客の心情を考えない接客をする
- 無駄に遠回りして走る
- 運転が荒い・スピードの出しすぎ
とてもプロのドライバーとは思えないケースですが、少なからず存在するのが事実です。こういった「ダメなドライバー」ほど、お客様を目的地まで事故を起こさずに運べば良いという感覚で考えています。
これでは誰がタクシーを運転しても同じです。お客様の「目的地まで安全に、時間通りに到着する」という期待以上のサービスを提供するのがプロのドライバーではないでしょうか?
プロ中のプロのドライバーの創造性
ある「伝説のタクシードライバー」のエピソードをご紹介します。
そのドライバーは大阪市内を走るドライバーで、市内から伊丹空港へのルートにとにかく強く、鮮やかな運転ぶりがお客様から称賛されていたそうです。特にトラブルがない限り1分と違わず空港に到着し、お客様の少々無理そうな依頼であっても前日までに相談してもらえれば、頭の中でシミュレーションして可能かどうか答えられるのだとか。
公共交通機関よりも道路状況等の不確定要素の多いタクシーでありながら、抜群の正確さと営業エリア内の地理の知識、あらゆる状況に応じて1分単位で到着時刻をシミュレーションできる創造性。
「このドライバーに相談すれば、約束の時間までに到着できる」という安心感をお客様に提供できる、これこそが「プロ中のプロ」と言えるタクシードライバーなのではないでしょうか。
創造性の高いドライバーになるには
創造性の高いドライバーは、
- 道の研究
- 渋滞時間の研究
- 地点から地点までの時間の研究
を日頃から怠ることなく追究しています。
タクシーの乗務に慣れてしまうと、「自分が知らない道は走りたくない」「なるべく楽をして乗務をこなしたい」という考えに陥りがちです。
それでも生活に困らない程度のお給料は稼げるかもしれません。
しかし、そこからさらにプロとしての仕事を追究するのであれば、時間帯や客層、緊急時など移り変わる状況に合わせて、「お客様の行き先へ約束どおりに、安心して利用いただけるタクシー」にこだわることが大切です。
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