現在、日本では年金の支給が65歳から始まります。

現役のときの貯蓄が充分にある方や、定年退職後にも安定した仕事のある方は別として、多くの方が年金だけでは老後の生活が不安とお考えではないでしょうか?

実は、タクシードライバーの平均年齢は約59歳で、60代~70代のシニア世代もバリバリの最前線で活躍しています。

年金受給者でもまだまだ働ける仕事、それがタクシードライバーなのです。

 

タクシードライバーにも定年はある

多くのタクシー会社も一般企業と同じように、60~65歳までの定年制を設けています。その後は嘱託やアルバイト、契約社員として継続勤務を可能としているところが多いようです。

そもそもタクシードライバーは歩合制の仕事で、ドライバーが何歳であろうと給与面で会社が負うリスクは少ないため、高齢者の方でも始めやすく、稼ぎやすいという特徴があります。

ただし、タクシードライバーは体が資本です。お客様を目的地まで安全にお送りするには、確かな運転技術と体力が欠かせません。65歳以上で未経験の方の採用はどうしても難しくなってしまいます。

老後を見据えて、50代~60歳くらいまでにはタクシードライバーへの転職を検討したほうが良いでしょう。

 

高齢者ドライバーが注意すべきポイント

高齢者の方がタクシードライバーに転職するにあたって、注意すべきポイントがあります。

①二種免許の取得が自己負担となる場合も

タクシードライバーになるには、二種免許の取得が必須です。多くのタクシー会社は二種免許未取得の新人に対して、取得費用を全額負担していますが、それはあくまでも今後長きにわたって自社で働いてくれるドライバーの卵への投資です。

高齢者で未経験の方がドライバーになる場合は、二種免許の取得を自己負担とするケースも多いようなので、事前に転職先候補へ確認しておきましょう。

 

②視力が弱いと採用されない

二種免許の取得・更新には、片目0.5以上、両目0.8以上の視力と、立体感の認識度に問題がないかを検査する「深視力検査」への合格が必須です。安全第一のタクシーに健康な視力は欠かせないため、視力に不安のある高齢者の方はタクシードライバーへの転職が難しくなります。

 

条件付きだが高年齢でもタクシードライバーとして活躍できる!

路上に出てしまえば自分のペースで働けるのが、タクシードライバーの魅力の一つです。老若男女関係なく努力や研究を重ねることで、月収50万円以上を稼ぐドライバーとして活躍することもできます。

老後も自分のペースで働きたい、60歳以上、年金受給者となっても稼ぎ続けたいという方は、ぜひタクシードライバーを検討してみてはいかがでしょうか?

 

 

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