「車を運転する仕事」の代表格であるタクシー運転手とトラック運転手には、どのような違いがあるのでしょうか?

運転する車両がタクシーかトラックかの違いの他にも、双方に求められる知識や技術も違えば、働き方や収入も異なります。

 

今回はタクシー運転手とトラック運転手を、収入や必要な資格・スキルで比較します。

 

タクシー運転手の収入と必要な資格・スキル

まずは、タクシー運転手について見ていきましょう。

 

タクシー運転手の収入

タクシー運転手の働き方は「基本給+歩合制」がほとんどで、1回の勤務で16時間以上働く「隔日勤務」が主流です。もちろん、日勤や夜勤など、自分に合った働き方もできます。

 

令和2年のタクシー運転手の平均年収は約330万円です(国交省「自動車運転業務の現状」)。と報告されています。ただし、タクシー利用者の多い首都圏では、東京都のタクシー運転手の平均年収が約450万円と高くなります。

 

タクシー運転手の必要な資格・スキル

タクシー運転手になるには、二種免許の取得が必須です。営業する地域によっては、二種免許取得と地理試験への合格がセットになっている場合があります。

 

さらに、タクシー運転手はお客様を送迎する仕事であるため、運転技術はもちろん、接客能力も求められます。

トラック運転手の収入と必要な資格・スキル

次に、トラック運転手について見ていきましょう。

 

トラック運転手の収入

トラック運転手の1日あたりの労働時間は最長で16時間まで、15時間を超える労働は1週間に2日までと規定されています。

 

給与体系はタクシーと同様に「基本給+歩合給」が主流で、車両のサイズが大きくなるほど給料が高くなる傾向にあります。トラック運転の仕事の平均年収は、大型が約448万円、中型が399万円です(国交省「自動車運転業務の現状」)。

 

トラック運転手の必要な資格・スキル

トラック運転手になるには、「中型自動車免許」もしくは「大型自動車免許」が必要です。ほかにも、「けん引免許」「玉掛作業者資格」「フォークリフト運転技能者」「危険物取扱者」の資格があれば、働き方の幅が広がります。

 

タクシーと違って接客をする必要がないため、運転に集中して働くことができます。

 

まとめ

タクシー運転手とトラック運転手の収入、必要な資格・スキルについて解説しました。車を運転する仕事に就きたいという方は、それぞれの違いを比較・検討して、自分に合った仕事を見つけてください。

 

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