主にタイの3輪タクシーとして知られる「トゥクトゥク」のレンタカー店が、今年4月に千葉県銚子市のJR銚子駅前にオープンしたそうです。

 

オートマチック(AT)車の最大4人乗りで、自動車の普通免許で運転ができるのだそうです。保険料も含めた料金は1時間5,378円と、一般のレンタカーの価格と比べると少々割高な印象ですが、各種割引制度も用意されています。

 

日本では沖縄県にトゥクトゥクの販売・レンタカーのお店はありましたが、本州でオープンするのは今回が初ではないでしょうか。

 

トゥクトゥクは車体の側面や後方に窓がなく、開放感抜群なので、お店では乗って楽しむ観光をお薦めしているそうです。

 

そもそもトゥクトゥクとは?

 

タイなど東南アジア圏に旅行に行かれたことのある方は、トゥクトゥクに乗車した経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

東南アジアから南アジアにかけて、トゥクトゥクをはじめとする三輪タクシーは4輪自動車のタクシーと並んで広く普及している交通期間です。

 

インドやパキスタンでは「オート・リクシャー」、バングラデシュでは「ベイビータクシー」、そしてタイやラオス、ポルトガルなどでは「トゥクトゥク」や「サムロー」と呼ばれ、庶民の足として親しまれています。

 

1960年代に人力車に取って代わって普及し、最近では環境対策として電動の三輪タクシーが登場しているようです。

 

トゥクトゥクのその形状から、かつて商業車として一世を風靡したダイハツ・ミゼットを思い出される方も少なくないでしょう。

 

ダイハツ・ミゼットをはじめとする国産のオート三輪は、日本国内のみならず海外にも輸出され、東南アジアでは商業用のトラックとしてでだけでなく、荷台を客室に改造した簡単な旅客輸送車両(タクシー)としても重宝されました。

 

わが国では1970年代に生産が終了し、今では博物館などでないと目にすることもなくなりましたが、東南アジアでは独自の進化を遂げ、冒頭のトゥクトゥクのレンタカーのように、「逆輸入」のような逆転現象すら起きているのです。

 

もしかすると、10年、20年後には、ふたたびわが国でも三輪タクシーがリバイバルして、街中を走る光景を目にするかもしれませんね。

 

 

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